【勝ち負けなし】環境認識ツールとしてのお手製ZigZag
基本的に5分足を見ながらのトレードが自分の一日のトレード可能時間に合っているので、5分足を一番よく見るわけですが、5分足ばっかり見てると長期足の環境認識を忘れてしまうんです。
お手製ZigZag
5分足チャート
上記のように、お手製でZigZagを引いてみた。
細い赤線が一時間足、細い緑線が5分足でのお手製ZigZag。
これを書いておくと、上位足の状況を失念してしまうことが減るのではないかというおまじないです。
ちなみにそんなインジゲーターや線引きツールはないので、エリオット波動のインジゲーターを繋げることで流用してます。
(数字が5刻みで振ってあるのはそのせい)
上記の画像であれば、ちょうど一時間足以上で誰の目から見ても何度も意識されている赤い水平線に差し掛かっているところなので、
緑線がダブルボトムをつけて、緑ZigZagの5の戻りを上へ抜ければ、ダウで上目線となり赤線も上へ向かうというシナリオが立てられる。
5分足チャートその後少し拡大
綺麗にダブルボトムというよりはH&Sをつけて、5の戻りを上抜いたので5分足ベースdえ完全に上目線になったといえる。
1時間足の赤ZigZagもこれから上へ向かうことが想定されるが、1時間足は実は安値高値切り下げの下目線継続中なので、この赤ZigZagが上へ向かうのも限定的だと思われる。
ちなみに上の画像で表示させているフィボナッチトレースメントは、H&S後の押し目の目安をはかるために表示させてた。ちょうど50%戻してるのでそろそろ押し目買いかも、というところ。
※実際は以下のようになりました。
61.8%にヒゲで触ってから上昇。このヒゲは1分足観測のベア勢がダブルトップを確認して一気に売りを入れたものの5分足観測のブル勢の61.8%が反発したかたちです。実際にこの部分のチャートを見ていたけどかなりブルブル動いてた・・・。
赤ZigZagの効力
じゃあこのまま上目線かというと、そうでもないことに気付ける。
画像スクショ撮ってなかった・・・後撮りの5分足チャート
赤ZigZagを参考にフィボナッチトレースメントを書くと、すぐに50%のラインが見えるので買いで入っていた場合はここで逃げる。
1時間足観測勢の戻り売りポイントとなり、5分足の緑ZigZagは下目線となるシナリオを描ける。
その後5分足
直近高値の押しを下抜いたのでやっぱりその後に下目線へ転換する可能性大。
まとめ
5分足を見ながら上位足の方向性を認識するにはなかなかわかりやすいと思うので、今後使っていきたいと思ったのでした。
以上です。
トレンドフォロー時の損切りライン決定方法について
トレンド継続かと思ったら、それがWトップやWボトムに変わった。レンジのはじまりだった。というのが多い。
たとえばこういうラインを頭に描きたくなる。
黒と赤の境界線でエントリーをしたくなる。でも実際は
こうなったり、
レンジに突入したりして。
レンジであれば最高値で逃げることはできるけど、Wトップが発生したときはちょっとどうしようもない。これを予測することはできるんだろうか。
そもそも未来を予測することがナンセンスなのでこのことは今は考えない。それより、
エントリーの押し目のすぐ下に損切りラインを引いたとき、上記のチャートで損切りを食らったときはめちゃくちゃ悔しい。トレンドフォローができているのに損切り食らうという。
- 小さなNをノイズとするか、本命とするかが曖昧
- 時間足ごとのサイズのNが存在することを明確に認識する。
この二つができていないのかもしれない。
陽線が続く上昇の中に一本だけ陰線ができたとき、それをその時間足で相場が意識される押し目とみなすかどうか。
それとも短期時間足のダウの波がたまたま上位足に小さく現れただけなのか。
その判断をしっかりとしないと 最悪損切り、もしくは高い位置でのエントリーで取り分が少なくなる。
実例
5分足。トレンドは上昇。押し目をこれからつけていくかのように見える。
押し目であれば、ここでエントリー。トレンドフォロー。
でももしかすると・・・
オレンジの線かも。つまりもう少し下がったところで本当の押し目が現れるパターン。
今ローソク足で見える小さな緑の陽線は、5分足での押し目ではなく、さらに短期足での下降トレンドの反発かもしれないという推測もたつ。
かといって様子見をしていると、黄色矢印の流れだったときに乗り遅れるんですよね。
対策として考えられるもの
以下が有効?かもしれない。
フィボナッチトレースメント
世の中の自然現象でも無意識的に形成されるフィボナッチ数列を用いた比率のこと。
50%もしくは61.8%までリトレースした後に押し目をつけると言われる。
ちょっと見にくいけど。フィボナッチトレースメントのインジゲーターを表示させる。黄色い丸で囲ったところが押し目の目安。
直近左の陽線の並びの中に小さな陰線が一つや二つ現れてるけど・・・これを5分足レベルの押し目として見るべきかどうかは検証が必要そう。
それによってフィボナッチトレースメントもどこから計ればいいのかわからない。
リズムを計る
基本的にNや逆Nが出現するのはランダムではなく、ある程度のタイミングとサイズのリズムを作りながら波を形成しているのでは無かろうか、という仮説。
これも過去検証が必要そう。
まとめ
ある程度の必要経費として損切りを許容するのは致し方ないとしても、上昇に乗れたとしてもその前に損切りに合うのは悲しすぎるので、それはある程度避けるような工夫や対策を進めたいなぁ
【検証】長期時間足を忘れないことの大事さ
せっせと過去チャートの検証。
今回は「綺麗なシグナルを見つけてもテンション上げずに上位時間足をチェックすること」
環境認識
1時間足
最安値をつけた押しを切り上げ、フィボナッチトレースメントを60パーセント近く付けたところでの押し目買いの兆候あり。でもまだ足の形成もなくわからない。
5分足
高値からの急落。押しをつけての戻り売りのタイミング?
1時間足がつけたネックライン(赤線)にちょうどぶつかるため、5分足ではショートの流れか。
1分足
綺麗にトリプルボトムをつけ、ネックラインを超えてからの戻りがちょうどネックラインにぶつかる。
1分足では上昇のサイン。
こうやってブログにまとめたら明らかに様子見からのショート・・・?
トリプルボトムを確認して1分足での押し目買いしました。
その後の推移
数分後。1分足。
たしかに上昇が起きてます。
同時間の5分足。
上昇を確認。しかし明らかにここで戻りが起きそうな雰囲気。。。
数十分後の5分足。
はい。やはり綺麗な戻りによる下降。
トリプルボトムも上位時間足から見ればN字の上昇の一部でしかない例でした。
1時間足のネックライン、あまり機能しないなぁ。選定ラインが悪いのかな。
まとめ
トリプルボトムトリプルトップも上位時間足と逆方向であれば、わずかな動きにしかならないので、上位のトレンドを確認する。そしてどうしてもトレードしたいときは適切な利確ポイントを設定する。
そして過去チャート検証楽しい。
【TradeInterceptor】タブレットを使った過去検証の方法
過去に何度も話した通り、自分はタブレットが好きです。
というよりも、仕事で常にマウスとキーボードを握って叩いてをしているので仕事以外の時間でそれをしたくない、というのが正しいです。
というわけで、基本的に為替を趣味でやるにしてもタブレットとスマートフォンで閉じるようにこだわりたい。
といっても、結構限界があることを感じました。特に過去チャートの検証はPC上でMT4を時間足別に複数窓開いて、チャートとラインを同期させて・・・ってめんどくさいわ!
PCだったらForex Tester
PCだとForex Testerという過去検証用ソフトがあるみたい。
過去のチャートを自動で再生するので、過去に戻ってオンラインのごとくトレードできる。
これなら土日もトレードの練習ができる。
http://mayohare-fx.com/forex-tester/
最近よく動画を拝見している迷晴れFXさんのForex Tester 紹介ページ。
300USドルくらいします。有償です。
AndroidでもありましたTradeInterceptor
過去チャートを自動で再生できるアプリがありました。
これ素晴らしいです。なんたって無料です。
ユーザー登録をアプリ内で行った後、左上の「Traders gym」を選択。
これが過去チャートを検証できるモード。これを選択してログイン。
右上のプラスボタンで新しい過去チャート検証が始められる。
開始の日付をスライドで選んで開始。選べる通貨ペアは豊富です。
一通りのインジゲーターと書き込むためのツールが揃ってます。
過去チャート検証ツールのよいところ
こういうツールを知らない頃は、どうも手間がかかってめんどくさかった。
他のチャートツールで過去のある時点を見てその先を隠しながら検証して答え合わせというのもできたけど、別の時間足を見た際にその先の答えが見えてしまうなどなど、ちょっとげんなりするところがあったけどこれはそういったストレスがなく楽しい。
是非ともサービスを末永く続けて欲しいなあ。
自分は一人の人間として欲深い
自分の感情の点からデモトレードと違う発見もあった。
デモトレードで勝つと損した気分になるということ。本番の口座でやっていれば・・・という考えが浮かんでしまうところがあった。
過去チャート検証ツールであればその気持ちが湧かない。気持ちの面でもやりやすい。
ということで以上です。
【負け】トリプルトップからの損切り
トリプルトップを下へ抜けたことを確認してからの負けトレードでした。
上位足は上昇トレンドではあるけれど 目線としては下目線。
綺麗なトリプルトップを形成しそう。
こういうときによくあるビヨーンに反応しないように気を付けつつ、トリプルトップが下抜けるのを待つ。
しっかりと抜けたことを確認して売りではいる。確認してから入るとポジションが結構下になる。
今回は利確損切りともに10pips固定です。
精神を鍛えるために値動きはただただ見守るのみ。
抜けたところでの売りはすぐ真上にトリプルトップが形成した強力なラインがあるので結構安心してみていられる。
戻してもそのラインがレジスタンスとして跳ね返してくれるだろうと。
あれ・・・汗
そのまま抜けました。そのまま損切り。どういうことだ。
気付いたこと
時間軸を思いっきり広くとると塊が見えやすい
思い切って時間帯を広くとると細かい動きが塊にみえやすいなと。
塊をオレンジ色の線で描くと
こんな感じ。ラインが引きやすい。
いままで上げていたチャートは小さく見過ぎていた。
移動平均線の解釈
移動平均線に近い場所でブレイクアウトするのは、ビルドアップがある程度ある場合であり、25EMAを引き寄せているイメージになる。
目標値までの見通し
これをたてないと損切りに合うことがわかった。トリプルトップを形成しての下落は予想通りとなったが損切りにあったことになる。
今回のようにポジションがあまりに下の場合は一旦見送りをして、トリプルトップが形成したレジスタンスラインに跳ね返ったことを確認してから売りに入るでもよかった。むしろそうするべきだった。
下の方でも書くけど、上位時間足でのラインの根拠が全くない場合はトリプルトップやトリプルボトムを付けたとしてもそのようにしたほうがよさそう。
今回の敗因は、
- ポジションの位置が下すぎて損切りラインが低い位置にきてしまった。
- ポジションの位置が下すぎて目標値の前にサポートとなるラインが確認されている。
値動きは分かりやすかったのに負けたのは悔しい。
なので、上記を実践しよう。
OCOの値をいじるのもありかも。
市場は時間軸も意識している気がする
5分足であればローソク足が確定する残り10秒でとんでもない調整が入ることが多い。
ビジュアル的に残り10秒で強力なラインを抜けるか試した格好になるかを視覚的に残すためのせめぎ合いみたいなものが起きている気がする。
トリプルトップのネックラインが働かなかった理由
おそらく上位時間足を見た際に本当に何もなかったからだと仮説を立てる。
ひとまず1時間足でのラインを確認した上で、5分足のラインと重なるところでトレードしてみようと思う。