AndroidのチャートアプリNetDaniaがイケてる
スマートフォンやタブレットでチャートの分析をする際に重要になるのはアプリですよね。
人それぞれ手法によって、アプリに搭載されていて欲しい機能は異なると思うけど、ラインブレイクを主としたブレイクアウト戦略を行う人には結構嬉しいのではないかというアプリがありました。
NetDania FX, 株, ニュース & グラフ - Google Play の Android アプリ
NetDaniaというチャートアプリがかなりイケてる。
軽い
アプリのファイルサイズも軽いし、動作も軽い。ただし、初回は読み込みに時間がかかるのはBad。
縦横比固定にできる
これがありがたい。
多くのチャートアプリが、画面上の時間軸の中で最高値と最安値を画面の最上段最下段に配置されて時間によっては間延びして表示されるものが多い。
結構印象が変わるんですよね。特にレンジ相場のときはレンジ幅が見にくかったりする。
このアプリは上のように縦横比を固定することが可能です。
ラインが引きやすい
ラインを引くのも引き方に種類があり、上の画像は高値/低値ラインというモード。
二つの点がヒゲもしくは実体の高値安値に吸い付きます。その二点を結ぶ線を引いてくれる。
AndroidのMT4は正直ラインが引きにくい。引いた後の修正も辛い。
このアプリならダマシが発生したときなどなど、既存のラインを修正するときに早く修正ができる。
時間軸がJST
海外アプリだけど時間軸が日本時間です。
ネガティブなところ
- 過去チャート情報が多いわけではない
- 読み込みが多い
- 日本語訳が変
ネガティブはこのあたりかな。
まとめ
5分足の場合は5日前までしか見られなかったり、過去検証に使うには工夫がいるけど実際のトレードには使えそうです。
今後のレベルアップ計画について
前の記事で書いたように、相場の厳しさを自身のお金をもって痛感した。
5000円強の損なんて大したことないけれど、実際に自分のお金がゴリゴリ削られていく感覚は慣れていない自分にとっては衝撃だった。それはそれは心臓を鷲掴みされるような感覚だった。
なので、これからしっかりと土台を作った上で実際の売買に参加しようと思う。
初心者なりの方針を書く!
土台について
いわゆる超がつくほどの初心者なので、まずは土台となる考え方を身に染み込ませないといけない。
とはいっても為替のトレードの考え方って十人十色で絶対的な正しいものが無いし、かといって全ての考え方が間違っていないんですよね。
自分なりのトレード手法を考案する必要はあるけれど、土台ゼロからはさすがに厳しい。
まずは先人の模倣からということで、以下の書籍を土台にすることにした。
FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則 (ウイザードブックシリーズVol.228)
- 作者: ボブ・ボルマン,長尾慎太郎,井田京子
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2015/08/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ボブさんが書いているプライスアクションの原理。
これを土台にするために読み込もうかと思う。
Amazonレビューを見ていると、「初心者には難解」という文言が目立つけど、内容を自分の中で咀嚼して自分の言葉でノートにとりながら読み進め、それより以前の記述との矛盾を感じては解釈の辻褄を修正して合わせていくとなんとかなりそうです。
第4章まで読んだけれど、自分なりに理解しているつもり。
勉強→検証→演習
みんなどうやって取り入れた知識を実際の売買に活かすレベルまで昇華しているか分からないけど、自分は以下の方法でやろうと考えてます。
勉強
土台となるボブ先生の本を読み、理解する。この本は例題として実際のEUR/USDのチャートに沿って原理の説明をしてくれるのが非常にありがたい。
ただ、今のところこれを読んでも実際のチャートの前では何もできない気がする。危険なのは、本に書いてある類似した型だけ見つけて分かった気になるパターンなのかもしれない。
実際、学校での勉強や資格の勉強でも同じで、教科書や参考書を読んだだけでは点数は取れない。「分かる」と「できる」は違うのでしっかりとその後の演習を実施するべきだと感じた。
検証
過去のチャートを遡って、ボブ先生の本の例題のようにプライスアクションの根拠を書き込んでみる。
演習前にワンクッションこの作業を挟みたい。ボブ先生の手法はビルドアップからのブレイクアウトを狙う手法だけど、過去のチャートからブレイクアウトを先に確認してしまってその前のビルドアップを探して理由をこじつけることを行う。
経済指標の発表と混同しないようにしなければ・・・。
このブログでこの検証を上げていけたらいいなと思う。
演習
過去のチャートを少しずつ進行方向にずらしていき、ブレイクアウトのタイミングを予想する。前述の検証と違い、答えを隠した上でビルドアップを先に探し、ブレイクアウトを予想する。
デモトレードでもいいかもしれないけれど、仕事の終わりの平日時間で5分足を見て、そのときにいいビルドアップが出来上がっているとは限らないので過去のチャートをずらして代用する。
懸念と対策?
上でも書いたように、ボブ先生の手法はビルドアップからのブレイクアウトを狙う手法なので1日に多くて3回ほどしかチャンスがないらしい。これは本業の仕事を持ち、趣味でFXをやろうとしている自分にとってはちょっとつらい。仕事から帰ってチャート見てもまったく売買できないかもしれない・・・。
勉強→検証→演習を終えたら、この土台を用いて5分足のデイトレから1分足のスキャルピングへ応用できないか、を考えてみたい。
ボブ先生から土台本とは別に「FXスキャルピング」という本が出てる。
FXスキャルピング ――ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門 (ウィザードブックシリーズ)
- 作者: ボブ・ボルマン
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2012/11/17
- メディア: ハードカバー
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
これ、横軸が時間軸ではなくて70ティックチャートという国内業者ではなかなか扱いがない特殊なものを利用しているので、なかなかそのままには利用できないかもしれない。1分足でも利用できるのかな?
ブレイクアウトを種類分けして、説明されています。
プライスアクション自体を理解するなら5分足スキャルピングのほうが、例題のチャートに行く前に事前に情報がまとめられていてわかりやすいです。なので、
土台本で基礎の基礎を固める→70ティック本で認識できるブレイクアウトの数を増やす
この順番がいいかもしれない。
あと、なんといっても5分足ではチャンスのときにブレイクアウトのタイミングでチャート画面を見ている可能性が低いこと!これをなんとかしたい。
道具
どうでもいい情報。Androidタブレットを使って上記のすべて行う予定。
読む際にはノートとボールペンも使います。
Kindleアプリで土台本を買って、
MT4のアプリで過去チャートを参照し、
ibis Paint Xというお絵かきアプリでスクリーンショットしたチャートに書き込み、
はてなブログアプリからそのままブログ投稿を行います。
ibisPaint Xがチャートに落書きするうえで素晴らしい。
本来はガッツリ絵を描くためのアプリだけど、いろいろ触った結果一番使いやすいです。
もしも参考にしてくれる人のために
超初心者の勉強方針を参考にする人がいるかは甚だ疑問ですが、これからFXを始めようとしている人がもしもいたら口座開設をして少額入金をしておくことをオススメします。
この準備は、いわばいつでもお金を増やすことができるという勉強のモチベーションに繋がるためです。
お金を持たずにショッピング街を見て回るよりも、いつでも買うことができるお財布事情でショッピング街を歩いて本気で買いたいものを探すほうがワクワクしませんか。
100円ショップやホームセンターが楽しいのも、「買おうと思えば買える」状態でもしかしたらすごく役に立つものが見つかるかもしれない、という状態なので楽しいんじゃないかなと思う。※分かってくれるのは男だけかもしれないww
Amazonのリンクや口座開設を薦めてると、小金稼ぎ野郎に見えるかもしれないですが、別にアフィもやってないですしFX口座はどこでもいいと思います。
自分の勉強が、そのまま実利に繋がる状態を作っておくのは損ではないと思います!
最近始めたという人がもしもいれば、一緒に頑張りましょう!
長くなったけど以上。
欲望のままに売買をしたら負けまくった
負けまくりました。
欲望のままに1分足でスキャルピング売買をしてみたところ、面白いように負けた。
15万円あった資産を2日で慎重に15万7000円まで増やしたところで
2ロット6pips損切りで売買をしたところ、面白いように逆行して損切りの嵐。一回あたりの損切りは大体1200円くらい。
14万5000円まで下がった。
上がるか下がるかなので、思うがままにやっても勝率5割だろうなんてのは幻想なんだなと感じた。
気づき
・6pips損切りはあまりにつらい
トレンドフォローが継続していたとしても、少しのヒゲですぐに損切りラインにタッチするため、いわゆる損切り貧乏になることが分かった。
ただし、資産が15万しかない場合には、資産に対する損切り額を1パーセント近辺にするには、幅のある損切りを設定しても10pipsが限界かもしれない。
このあたりは、手持ちの資産に対しての損切り額の設定だけでなく、どの時間足が適切なトレードのかも見極める必要があることを感じた。
極端な話、10pips損切りでスイングトレードは現実的ではないのだから。
・謎の圧力が存在する
トレンドラインの転換が働いたり、サポートラインやレジスタンスラインが明確に存在することはチャートを見れば明らかではあるし、自分でもそのラインを引くことはできるが、随所に謎の圧力が存在することを感じた。
↑1分足で3秒の間にこんな動きをして長いヒゲを付けるやつ
これはなぜ発生するんだろう。
【仮説】
青丸の部分に買いのポジション建ての指値注文が多く入っている。
指値注文を巻き込んでヒゲができる?
そもそも1分足で仮説をたててもあまり意味がないのではないかという気も最近してきている。
・経済指標はやばい
経済指標でどのくらい自動損切りが引っ張られるかを確認してみたところ、他の指標発表と比べて動きの弱かったものでも、いつもより3割程度多い損失が発生した。
2ロット注文で6pips損切りの場合は1200円程度の損切りが実行されるが、1600円ほどの損切りとなった。
暴落や高騰の追証こわい。
まとめ
- ちゃんと根拠をもってエントリーをしなきゃやっぱだめだなと感じた。野球でいえば、一球一球を大事に。1エントリーを大事に。
- スキャルピングはやはり難しい?楽しいんだけどなー。ただ1分足でやっていくにはもう少し別の考え方が必要だと感じた。
来年計画 -今後のロット数の変動計画-
2ロット(200万米ドル)で取引を始めました。いつまでもこのロット数で取引しててもチマチマした資産変動になってしまうので、今後の目標も兼ねてロット数を上げるタイミングの資産額を計算してみた。
損切りは10pips(0.1円)で、資産に対してどれだけ損をするのかは1.5%固定と仮定。
次は20万円か・・・。
あと約45000円に達したらロット数を上げていこうかな!
ということで、次の目標は20万円です。
いろいろな注文方法 -指値・逆指値-
何度か取引をやってみたものの、注文して利確までずっと見てるのしんどい・・・。
いろいろと便利な注文方法があるみたいなので調べてまとめる。
成行注文
これはもうそのまま。今まで自分がやってきたやつ。
クリックしたら即時注文され、クリックしたら即時利確や損切りされる。
これだと疲れる。
指値注文
一言で表すと指値注文は、
今現在の値よりもハッピーなポジションでの取引アクションの予約のことを指す。
例1)現在Aの位置だとして、「Bになったら買い」の注文を出す。
Aで買いを入れる得 < Bで買いを入れる得
なので指値注文となる。Bで買いを入れたほうが上がったときに利幅がでかい。BはAよりハッピーなポジション。
例2)すでに買いポジションを持っていて利確したい。現在、Aの位置で「Bになったら売り」の注文を出す。
Aの位置で売る得 < Bの位置で売る得
なので指値注文となる。
今よりハッピーな位置でのアクションの予約なので損切りは指値注文は絶対になれない。
(と思うのが普通ですが、実はそうならない例外があります。後述します。一旦は指値は利確という認識でOK)
逆指値注文
今現在の値よりもバッドなポジションでの取引アクションの予約となる。
例1)現在Aの位置だとして、「Bになったら買い」の注文を出す。
Aの位置で買う得 > Bの位置で買う得
Aで買ったほうが上がったときにBよりも利幅がでかい。現在位置のAでのアクションのほうが得。なのでBでのアクションの予約は逆指値注文となる。
例2)すでに買いポジションを持っていて損切りしたい。現在、Aの位置で「Bになったら売り」の注文を出す。
Aの位置で売る得 > Bの位置で売る得
なので逆指値注文となる。
今よりバッドな位置でのアクションの予約なので利確は逆指値注文は絶対になれない。
(と思うのが普通ですが、実はそうならない例外があります。一旦は逆指値は損切りという認識でOK)
IFD注文
注文方法をいろいろと調べていて、とても便利そうな注文方法があった。
それがIFD注文。
IF-Doneの略らしい。つまり「もしも~ならば、○○する」のアクションを予約できる。
IFD注文整理の前にここで、記述してきた指値と逆指値を使った場合の予約できるアクションを洗い出して整理する。
- ポジション建て
- 損切り
- 利確
この3つは同時に予約できても矛盾はないはず。
IFD注文で予約できるのは、ポジション建て+ (損切り or 利確)であり、上の3つを同時にアクション予約できない。
「ポジションを建てたあとの損切りラインの予約」もしくは「ポジションを建てたあとの利確ラインの予約」どちらかしかできない。
上記3つを同時にアクション予約するには、後述のIFO注文が必要となる。
IFD注文の例を書いてみる。
例1)現在Aの位置にいて、Bまでプルバックした後に上昇するシナリオを描いている。シナリオが外れてCまで下がった場合には損切りしたい。読みが当たった場合はそのままポジションを持ちたい。
Bの値での指値注文買い(ポジション建て) × Cの値での逆指値注文売り(損切り)
を同時に設定してやればよい。
次は利確の例。※あんまり使う機会ないかもと思ってる。
例2)現在Aの位置にいて、Bまでプルバックした後に上昇するシナリオを描いている。シナリオの読みがあたった場合はCで利確したい。読みが外れた場合は自分で損切りする。
Bでの指値注文買い(ポジション建て) × Cでの指値注文売り(利確)
次ちょっと難しいかも
例3)現在Aの位置にいて、Bまでプルバック後にAより少し下のCの位置で利確したい。
Bでの指値注文買い(ポジション建て) × Cでの逆指値注文売り(利確)
Cがハッピーなアクション予約であれば指値注文ではあるが、あくまで現在位置Aから見てCがハッピーなのかどうかである。
Bで買い、Cで売るよりもAで売ったほうが利幅が大きいためCのほうがバッドであるので、逆指値注文の利確となる。
逆指値のポジション建ての例も見てみる。
例4)現在Aの位置にいて、Bに到達したら買いを仕掛けてさらなる上昇のシナリオを考えている。ただし読みが外れてAより少し下のCまで戻ってきたら損切りしたい。
Bでの逆指値注文買い(ポジション建て) × Cでの逆指値注文売り(損切り)
トレンドフォローで使いそう。むしろこれが一番多いかも。
こうやって見ていると指値なのか逆指値なのかわからなくなってくる。
IFO注文
IFD注文はポジション建てをする位置の予約に加えて、損切りもしくは利確の位置を決定できた。
IFD注文で利確の位置を決定することはあまりなさそう。損切りを決めずに放置して奈落の底まで損をする可能性があるから・・・。
ポジション建ての予約も損切りも利確も全部できるのが、IFO注文。
例1) 現在Aの位置にいて、Bまで下げた時点でポジション建てを行う予約と同時に、Cまで上げたら利確をするアクションも予約。読みが外れてDまで下げたら損切りを行うアクションも予約。
Bでの指値注文買い(ポジション建て) × Cでの指値注文売り(利確) or Dでの逆指値注文売り(損切り)
これを同時に予約するのが、IFO注文。
まとめ
- 指値注文は現在位置よりハッピーなアクションの予約
- 逆指値注文は現在位置よりバッドなアクションの予約
- IFO注文はポジション建てに加えて、利確または損切りどちらかの予約可能
- IFD注文はポジション建て、利確、損切り3つを同時に予約可能。
↓
IFD注文での損切り設定が一番使いそう。